月星座でわかる、子どもに「言ってはいけない一言」|12星座別ガイド

SNSで話題を呼んだ、深井香織さんの「月星座別・言っちゃダメ」シリーズが、 大幅加筆を経てcocoloni占い館 Sunに登場。
つい口にしてしまうその一言が、子どもや自分の心をひっそりと傷つけているかもしれません。 月星座で読み解く“心に寄り添う関わり方”を、12星座別にお届けします。
Check!
お子さんやあなたの月星座は?
生年月日を入力してください
目次
はじめに
子育てをしていると、つい口にしてしまう言葉ってありますよね。
でも、その何気ない一言が、実は子どもにとっては深く心に残っていた…なんてことも。
親の立場になってみると
「こんなことで傷ついたの?」
「将来困らないようになってほしいだけなのに…」
そう思うこともあるかもしれません。
でも大人になった今も、昔小さな頃に言われた一言が、心に刺さったまま抜けない…という経験もあるのではないでしょうか?
言われたくない、傷ついてしまう言葉のヒントになるのが、西洋占星術でいう“月星座”です。
月星座は、その人の感情のベースや安心を感じるポイントを表します。
特に、まだ理性より感情が強く働く幼少期(7歳ごろまで)の子どもにとっては、月星座の性質はそのまま「取扱説明書」のようなものにもなります。
今回は、月星座別に「子どもに言ってほしくない一言」や「どう接すると心が満たされるのか?」をお伝えしますね。
大人の月星座にも当てはまり、自身の心を見つめ直すヒントにもなるので参考にしてください。
月星座別「言ってはいけない一言」
月星座・牡羊座の子どもへのNGワード

NGワード
- 「よく考えてから動きなさい」
解説
生まれた時の月が牡羊座にある子は、とにかく「思い立ったらすぐ行動!」なタイプ。
特に小さなうちは、動物のような本能と瞬発力で世界を体験しています。
だから、うっかり失敗したり、やってみて「違った…」と気づいたりするのも日常茶飯事。
でもその行動こそが、月星座牡羊座の子たちにとっての大切な成長のステップなんです。
失敗を怒られたり、「だから言ったでしょ」と言われたりすると、「次はもうやめておこう…」と挑戦する気持ちを萎縮させてしまいます。
大事なのは「やってみたこと自体」を認めてあげること。
本当に危ないこと以外は、少しくらい無茶でも見守って。
大人の月星座牡羊座さんへ
大人の月牡羊座さんも“勢い”と“行動力”で道を切り開く人です。
やる気が湧いた瞬間の行動こそが、自分らしさと心のバランスを取り戻すカギになります。
「すぐ動くこと」に、どうか自信を持って。

月星座・牡牛座の子どもへのNGワード

NGワード
- 「早くして!」
- 「なんでまだ決めてないの?」
解説
生まれた時の月が牡牛座にある子は、自分の感覚で世界を感じて動く子です。
行動はゆっくりめ。でも、それは「わがままなマイペースだから」ではなく、
「慎重に、ちゃんと納得してから動きたい」気持ちがあるから。
特に小さなうちは、まだ言葉で気持ちをうまく説明できないことも多く、
「決められない」のではなく、「決めるために感じている最中」だったりします。
そんなときに急かされたり、「本当に遅いんだから」と言われてしまうと、
自分のペースや感覚に自信が持てなくなってしまいます。
この子たちは、自分のリズムで物事を選ぶことで満足感を得られるタイプ。
だから、大事なことほど“自分で選ぶ余白”を残してあげてください。
大人の月星座牡牛座さんへ
大人の月星座牡牛座さんも、直感よりも“感覚”で動くタイプ。
時間をかけて選んだものは、ずっと大切にできる人なので、焦らないで大丈夫です。

月星座・双子座の子どもへのNGワード

NGワード
- 「うるさい」
- 「質問ばかりしないの」
解説
生まれた時の月が双子座にある子は、とにかく「話したい・知りたい・伝えたい!」が止まりません。
「ねえねえ聞いて!」「これ知ってる?」「なんでこうなるの?」
そんな好奇心のかたまりのような子どもたちです。
でも、大人が忙しかったり余裕がなかったりすると、つい「今、静かにしてて!」「質問多すぎ!」なんて言ってしまうことも。
けれど、この“言葉を交わすこと”が双子座の月にとっては安心のサイン。
おしゃべりは、ただの雑談ではなく「つながりを感じたい」という気持ちの表れなのです。
たとえ答えられなくても、「そうなんだ!」「面白い質問だね」と反応してあげるだけでOK。
興味の対象がコロコロ変わっても、「飽きっぽい」と決めつけず、
「いろんなものに目がいく豊かさ」として受け止めてあげてください。
大人の月星座双子座さんへ
大人の月星座双子座さんも、「伝える・知る・話す」ことが安心感につながる人。
落ち着かない時は、自分の考えや感じたことを言葉にする時間を意識的に持ってみてください。

月星座・蟹座の子どもへのNGワード

NGワード
- 「そんなふうに感じるの変じゃない?」
- 「全然わからない」
解説
蟹座の月を持つ子は、とても感受性が豊かで、共感力が高いタイプ。
周囲の気配や空気、家族のちょっとした表情の変化にも敏感です。
だからこそ、気持ちが揺れたり、ちょっとしたことで涙が出たりすることも多いかもしれません。
でもそれは「わがまま」ではなく、「感じる力が強い」から。
「そんなこと気にしなくていいでしょ」「大げさだなぁ」など、気持ちを否定されると、この子たちは深く傷つき、心を閉ざしてしまうこともあります。
まずは「そう感じたんだね」と受け止めて、共感してあげること。
「私はあなたの味方だよ」と伝えることが、何よりの安心になります。
大人の月星座蟹座さんへ
大人の月星座蟹座さんも、信頼関係が築けると深い絆を育む人。
「わかってもらえる」ことが、心の栄養になります。

月星座・獅子座の子どもへのNGワード

NG行動&NGワード
- みんなの前で怒る
- 「そんなことするなんて最低」
解説
生まれた時の月が獅子座にある子は、自尊心がとても大切なタイプ。
自分のことを「特別」だと感じていたいし、周りからもそう扱われたいのです。
だから、注意したいのは“人前で叱ること”。
どんなに悪いことをしたとしても、他人の前で恥をかくような叱り方はNGです。
また、「なんでそんなことしたの?」と責めるのではなく、叱ったあとに必ずいいところも褒めてあげると、反省しつつもプライドを保てて、素直に受け止めやすくなります。
褒めるときはぜひ、おおげさなくらい堂々と!
この子たちは、自信を持たせることでどんどん輝いていきます。
大人の月星座獅子座さんへ
大人の月星座獅子座さんも、人前での尊重や承認が何よりのエネルギー源です。
「存在を否定しない姿勢」が大きな信頼へとつながります。

月星座・乙女座の子どもへのNGワード

NGワード
- 「なんでできないの?」
- 「ちゃんとしなさい」
解説
生まれたときの月が乙女座にある子は、とても観察力が鋭く、細やかな気配りができるタイプ。
そのぶん、人の目や周囲の空気も気にしやすく、自分に厳しくなりがちです。
「失敗しないように」「迷惑をかけないように」と、いつのまにか頑張りすぎていることも。
そんな子に「ちゃんとしなさい」などの言葉は、プレッシャーを増やしてしまい、自己否定感につながることもあります。
「今できていること」に目を向けて、
「そこに気づいたなんてすごいね!」「よく頑張ってるね」と、
できるだけポジティブにフィードバックしてあげてください。
完璧じゃなくてもいい。頑張りを認めてもらえたら、それだけで安心できるのがこの子たちです。
大人の月星座乙女座さんへ
大人の月星座乙女座さんも、同じように“できていないこと”ばかりを見ないで。
まずは「今、できていること」に目を向けてあげると、心がほっとゆるみます。

月星座・天秤座の子どもへのNGワード

NGワード
- 「早く決めて!」
- 「どっちでもいいじゃん」
解説
生まれた時の月が天秤座にある子は、まわりとの調和やバランスをとても大切にするタイプ。
「空気を読む」力が抜群で、誰がどう思っているのかを察して動こうとします。
だから、「どっちがいい?」と聞かれても、「誰かがイヤって言わないかな…」とつい迷ってしまうことも。
そんな時に「早くしてよ!」と急かされると、
“相手の気持ちを考えすぎて決められない自分”を責めてしまうこともあります。
この子には、「どう思った?」「どっちが好き?」と、
自分の気持ちに気づける質問を投げてあげるのがおすすめ。
大人の月星座天秤座さんへ
大人の月星座天秤座さんも、周囲と対立するより“話し合える関係”を大切にします。
争いを見せない、穏やかな場づくりが大きな安心になります。

月星座・蠍座の子どもへのNGワード

NG行動&NGワード
- 「あの人って○○だよね」という噂話を聞かせる
- 「気にしすぎなんじゃない?」
解説
生まれた時の月が蠍座にある子は、とても深いところで人を観察し、感じ取っているタイプ。
表面には出さなくても、心の中ではさまざまなことをじっくり考えています。
だから、大人が軽い気持ちで言った一言や、人の悪口、ウソや矛盾した態度などにもとても敏感。
「この人、本音で話していないな」と感じると、心の扉をすっと閉ざしてしまいます。
一度心を閉ざすと、安心できるまでに時間がかかるのがこの子たち。
だからこそ、誠実で正直な関わり方を心がけてください。
たとえ何かを注意するときでも、真剣に、まっすぐに向き合えば、この子はきっと心の奥で受け取ってくれるはずです。
大人の月星座蠍座さんへ
大人の月星座蠍座さんも、人との関係には深い信頼を求めます。
「言葉にしなくても感じ取っている」そんな繊細な感覚を、尊重してあげてください。

月星座・射手座の子どもへのNGワード

NGワード
- 「じっとしてて!」
- 「また落ち着きがない!」
解説
生まれた時の月が射手座にある子は、とにかく自由と冒険、探究が大好きなタイプ。
「今ここ」よりも、ちょっと先の未来や、まだ知らない世界に目を向けています。
体を動かすのが好きで、話もどんどん広がっていく。
好奇心のままに行動する姿は、大人からすると“落ち着きがない”と見えることもあるかもしれません。
でも実は、いろんな経験を通して世界を広げていくことが、この子にとっての大切な学びなのです。
失敗しても、それを糧にして前へ進んでいく力があります。
だから、「見守ってるよ」「大丈夫、また挑戦できるよ」と、先を信じる言葉をかけてあげてください。
大人の月星座射手座さんへ
大人の月星座射手座さんも、「制限」や「型」より、のびやかな環境で輝く人。
やりたいことを止められるより、信じて応援されると力を発揮します。

月星座・山羊座の子どもへのNGワード

NGワード
- 「もっと素直に言ってよ」
- 「ノリでやってみれば?」
解説
生まれた時の月が山羊座にある子は、小さいころからしっかり者の雰囲気を持つ子が多いです。
でもそれは、「そうあるべき」と思って無意識に自分を律しているからかもしれません。
感情を素直に出すのはちょっと苦手で、周囲が求めていることを察して行動するタイプ。
でも、それは「冷たい」「感じていない」わけではなく、ちゃんと心の中で感じているのです。
「自分の意志で納得してから動く」ことがこの子のポリシー。
だから、無理に共感や感情表現を求めると、逆に心を閉ざしてしまうことも。
この子に必要なのは、「信頼されている」という実感。
何も言わなくても、「見てるよ」「任せてるよ」というスタンスで接してあげてください。
大人の月星座山羊座さんへ
大人の月星座山羊座さんも、責任感が強く、自分に厳しい一方で、きちんと努力や結果を認められることでも大きな力を発揮します。
“静かに見守る応援”が一番の支えになるのです。

月星座・水瓶座の子どもへのNGワード

NGワード
- 「普通はこうだよ」
- 「みんなと同じにして」
解説
生まれた時の月が水瓶座にある子は、「自分らしさ」をとても大事にするタイプ。
「なぜ?」という視点を持っていて、理由のないルールや習慣には疑問を感じます。
だから、「みんながそうしてるから」では納得できないことも。
「どうしてこれをしないといけないの?」という問いに、しっかり説明してあげると、ちゃんと理解してくれます。
「普通でいること」が正解じゃないこの子にとっては、自分の視点を受け入れてもらえることが安心につながります。
また、どんなときでも対等に扱われたいという気持ちも強いです。
子ども扱いしすぎず、ひとりの人として尊重する姿勢が信頼を育みます。
大人の月星座水瓶座さんへ
大人の月星座水瓶座さんも、「私は私」として生きることにこだわりを持つ人。
自由と対等な関係性を大事にすることで、その才能はどんどん開花していきます。

月星座・魚座の子どもへのNGワード

NGワード
- 「ぼーっとしてる」
- 「夢みたいなこと言わないで」
解説
生まれた時の月が魚座にある子は、感性と想像力のかたまりのような存在。
現実よりも心の世界や空想の世界を大切にしているところがあります。
「そんなことできっこないよ」と言われると、まるで夢を壊されたように感じてしまうことも。
また、美しいもの、優しいものを愛する気持ちがとても強く、
目に見えないものにも深く感応します。
そんなこの子には、「現実的であること」よりも、感性を伸ばす環境を用意してあげるのがおすすめ。
絵や音楽、自然や空の景色など、静かでやわらかな刺激が心を育ててくれます。
大人の月星座魚座さんへ
大人の月星座魚座さんも、目に見えない世界を大切に生きる人。
「ぼんやりしてる」と見えても、心の中ではとても豊かなドラマが広がっています。

まとめ
子どもたちが持って生まれた「月星座の性質」は、その子らしく育つための「心の中心」にあるものです。
親がその星座や性質を知っているだけで、「この子にはこう伝えたほうがいいんだ」と、関わり方がぐっとやさしく、しなやかになります。
そして実は、月星座は大人にとっても「素の自分」「安心ポイント」を表します。
自分の月星座や、パートナー・親子の月星座を知ることは、より深くつながりを築くヒントにもなるのです。
個性を否定するのではなく、受け止めて、応援する、補い合う、そんなあたたかな関係性になるためにぜひ意識してみてください。